お茶に含まれるカテキンの効能とは?

「お茶が身体にいい」という話はよく聞きますが、その話をする時によく出てくるのが「カテキン」という名前です。

「お茶にはカテキンが入っているから、とても健康にいいんだ」「緑茶のカテキンに、美容効果があるんだ」というような文句でよく出てくるわけですが、一体このカテキンとはなんなのでしょうか? 



私たち日本人はよく緑茶を飲みますから、想像すれば味を思い出すことができますよね。緑茶を飲んだ時にあるあの苦みこそが、カテキンの風味です。 

このお茶に入っている茶カテキンは、色々な効能があるとされています。その中で最もよく取り上げられるのは抗酸化作用です。

抗酸化作用とは活性酸素が増えすぎないようにする作用のことです。活性酸素は、体内に侵入した菌と戦ったりする大事な役目があるのですが、増えすぎると正常な細胞を攻撃し、動脈硬化、心臓病、脳卒中や心筋梗塞などの原因になると言われています。また、シミなどが増えるなど、肌にもよくないと考えられています。

このようなマイナス要素の多い活性酸素の増え過ぎを防ぐカテキンが健康にいいとして注目されているわけです。

さらに、カテキンは小腸でアミラーゼの働きを阻害して善玉菌を増やし、腸内のバランスを保つ働きがあります。これがカテキンを含む緑茶にダイエット効果があると言われる所以です。

お茶のカテキンの効能 



  • 老化抑制
  • 抗酸化作用 
  • 高血圧抑制 
  • 抗菌効果 (虫歯・口臭予防など)
  • 腸内のバランスを保つ


カテキンはこれらの効能により、特定保健用食品などとして多くの商品が出たりしています。しかし緑茶には湯飲み一杯に約150−300ミリグラムの茶カテキンが含まれるので、お茶を飲む事によってこのカテキンを自然に摂取することができるというわけです。

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