緑茶の高血圧への効能
腎臓動脈狭窄が原因の高血圧や、本態性高血圧という高血圧の種類では、アンジオテンシンⅡという物質が関係しているということがわかっています。
この種類の高血圧に使われる血圧降下剤には、アンジオテンシンⅡの生成を抑える物質が使われますが、茶カテキンにはこれと同じような働きがあると言われています。
さらに、天然カテキンの抽出成分を高血圧症のラットに用いた実験では、血圧降下作用が確認できたということです。
もちろん、ラットの実験結果が人間に当てはまるとは言い切れませんし、高血圧の原因が多々あることや、人によって色々な身体の状況が違うので一概には言えませんが、緑茶や茶カテキン成分が高血圧に一定の効果があるという研究結果があるというのは、緑茶愛飲家としては朗報だと言っていいのではないでしょうか。
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