生豆茶の効能

生豆茶はコーヒーの生豆を使ったお茶で、ネスレ日本が2012年に「キレイをサポートするお茶」として美容効能のよいお茶として発売した新しいタイプのお茶です。

コーヒーの企業として有名なネスレがコーヒー豆を使ってお茶を作るということで注目の集まった生豆茶ですが、どういった特徴があるのでしょうか。

生豆茶

ポリフェノールの豊富さが売り


ネスレによると、生豆茶は従来のコーヒーよりも約2倍のポリフェノールが含まれているそうです。

ポリフェノールと言えば高血圧予防や殺菌作用などで知られるもので、お茶やワインなどに入っている健康成分として話題になることが多い成分です。

ポリフェノールと言ってもいくつかの種類がありますが、生豆茶に入っているのはコーヒー豆を使っているためクロロゲン酸類だと思われます。

クロロゲン酸は消化器の調子を整えたりする作用で知られていますので、健康効能がある程度期待できるお茶だと言えそうです。

美容効果はどこから?


では宣伝されている美容効果は何を根拠にしているのでしょうか。

それは恐らくポリフェノールの抗酸化効果から来ている物だと思われます。抗酸化作用は、肌などの老化防止に効果があるといわれているので、一定の美容効果が期待できるというわけです。

同じように最近流行したごぼう茶も、ごぼうに生豆茶と同じクロロゲン酸類が多く含まれることが知られています。

生豆茶の特徴まとめ



  • ポリフェノールを豊富に含む
  • 抗酸化作用のあるクロロゲン酸類を含む
  • コーヒー豆のほのかな香り
  • コーヒー豆なのにカフェインレス


気になるお味は?


生豆茶の味は豆の香りとうっすらとコーヒーの風味がありながら茶の飲み口という感じで、好みが別れるかもしれません。飲んだ事のない味であることは間違いないので、一度試してみると面白いでしょう。