胡麻麦茶の副作用

胡麻麦茶はサントリーの「高血圧にいい」お茶として売られているペットボトル飲料ですが、その有効成分となるのはゴマペプチドと呼ばれるものです。

特定保健用食品(トクホ)として認められている胡麻麦茶ですが、その高血圧抑制作用に副作用などはないのでしょうか。

胡麻麦茶副作用

血圧低下に貢献するペプチド類



ゴマペプチドはその名の通りペプチド類ですが、ペプチド類はアミノ酸の結合体で、血圧を上昇させる原因となる酵素の働きを抑制する事で高血圧に効果があるとされているものです。

このペプチド類、実は色々な健康食品やトクホの食品に使われているようです。

その理由は薬剤と比べて効き目が穏やかだからだそうで、薬と比べて副作用が少ないというのはここから言えそうです。


ペプチド類の副作用と飲み合わせ



ペプチド類はACE阻害薬と働きが似ているために、ACE阻害薬と同様の副作用や飲み合わせの注意が必要とされると考えられることもあるようです。

また、ACE阻害薬そのものとの飲み合わせにも注意が必要な場合がありそうです。

このあたりはかかりつけの医師に相談してから胡麻麦茶を飲むのがいいのではないでしょうか。


サントリーの安全性研究


サントリーのニュースリリースによると、胡麻麦茶を長期摂取したり大量摂取したりした場合にも副作用は起きないという結果が出ています。


ただ、副作用や体質に合わないなどの場合のために、高血圧の治療中などの方は必ず医師に相談してから胡麻麦茶を飲み始めるようにするのがいいでしょう。