スギナ茶の効能

スギナはトクサ類の植物で日本全土で見られるものですが、日本では春に出す胞子茎が「つくし」としてよく知られている植物です。

スギナはつくしを出した後に栄養茎と呼ばれる葉と茎から成る部分を伸ばして光合成をおこないますが、これを乾燥してお茶にしたのがスギナ茶です。



スギナは古くから生薬としても使われており、ヨーロッパなどでも民間薬として知られています。ケイ素やカルシウム、カリウムを含むところからの健康食品として多くの効果を期待されています。

スギナ茶の特徴


  • ドイツなどのヨーロッパ地域でも民間薬として使用される
  • ケイ素、カルシウム、カリウムなどを含む
  • 風味にほのかな青臭さあり

スギナ茶の効能


  • 利尿効果
  • 高血圧予防
  • 膀胱炎予防

他にもいろいろな効能があると言われるスギナ茶ですが、まだまだ医学的な裏付けが十分でなく、民間の健康薬草としてのお茶として広まっています。

日本のどこにでも見かける春の風物詩であるつくしの葉茎がいろいろと役に立つとされているだけでもほほえましいものです。

味は少しだけ青臭さを感じることがあります。強い臭いではないですが、気になる方は他のお茶と混ぜたり、薄目にいれるなどの対策をすればいいでしょう。