ギムネマ茶(ギムネマシルベスタ茶)の効能まとめ

ギムネマシルベスタは中央インドから南インドにかける熱帯雨林に分布するつる性の植物で、略してギムネマと呼ばれます。このギムネマの葉をお茶にしたのがギムネマ茶です。

ギムネマシルベスタはインドでは古来より「砂糖を壊す」薬草として珍重されており、ヒンドゥー語では「糖を壊すもの」という意味の言葉で呼ばれているそうです。


その理由は、ギムネマの葉を噛んだ後は甘さを感じなくなるという効果から来たのですが、現代ではギムネマシルベスタに含まれるギムネマ酸という成分が下にある甘味を感じさせるレセプター細胞と結合して甘さを消すようにする働きがあると研究されています。
このユニークな効果が「甘い物がおいしくなくなる、ダイエット効果」として注目され、腸内での糖の吸収を抑制する働きがあることも研究されると、ギムネマ茶は一気にダイエット茶として注目されることになりました。

ギムネマ茶の特徴


  • インドで2000年の歴史を持つユニークな薬草
  • 飲むと、しばらく甘い味を感じなくなる
  • カフェイン無し

ギムネマ茶の効能


  • ダイエット効果(甘い物を食べてもおいしくなくなる)
  • 腸での糖分の吸収を抑制(糖尿病改善効果があるとされる)

ギムネマ茶はとてもユニークでおもしろいお茶ですが、糖尿病への効能はまだ完全に解明されているわけではないようです。民間療法としてギムネマ茶を試すなら、必ず医師と相談してからにしてくださいね。