羅漢果は中国の広西チワン族自治区を原産とするウリ科の多年草木です。原産地の部族の間では伝統的に万病に効くと信じられていたらしく、神木として崇められていたそうです。
羅漢果茶はその実を乾燥させて細かく砕いてお茶にしたもので、強い甘みが特徴です。
羅漢果の甘みは砂糖の300倍とも言われますが、これは強い甘み成分であるモグロシドという成分によるものです。モグロシドは人間が体内にエネルギー源として吸収できない性質を持つ甘み成分のため、砂糖などに代わるダイエット甘味料として注目を集めています。
羅漢果茶の特徴
- 産地の部族の間で伝統的に万病に効くと信じられていた
- 中国では咳止めとして使われる
- モグロシドの強い甘みがあるが、体内に吸収されない
羅漢果茶の効能
- ダイエット効果(吸収されない甘味)
- 糖尿病予防
- 咳止め
羅漢果茶はモグロシドの甘みが特徴ですが、モグロシドの健康効能などはいまだに研究中の段階です。ただ、体内に吸収されない甘味であることはわかっているため、砂糖に代わる甘味として利用することで糖分の摂取を抑えるという使い方はできるのではないでしょうか。
強い甘みが苦手な方は薄目にいれるのがいいでしょう。