マテ茶のカフェイン含有量は紅茶の約2倍、コーヒーの約半分だと言われていますが、もちろん茶葉の状態や茶の淹れ方によって少し変わります。
マテ茶にはカフェインが入っていない?
このマテ茶のカフェインについて混乱する人が多いのは、マテ茶を売る業者の中で「マテ茶にはカフェインが一切入っていない」という宣伝文句を謳う業者がいるからです。
カフェインのような刺激作用を、カフェイン抜きでやってくれる、そんな魔法のお茶だという触れ込みなわけですが、実はそれには理由があります。
それはマテ茶のコーヒー効果はマテインという物質によるものでカフェインではないということを元にしています(ちょっとややこしいですよね…)
彼らの主張によると、マテインはカフェインの立体異性体であり、カフェインのいい作用をもたらしながらもマイナスの副作用はない、というのです。
なんのこっちゃ…
マテ茶のカフェインの含有量と、本当の健康効能
結論から言えば、マテインもカフェインです。
マテ茶には大体一杯につき80ミリグラムのカフェインがあると言われています。
これはコーヒーの半分の数値ですから、カフェインによる副作用はコーヒーほどはない、と考えておくくらいがいいと思います。
むしろマテ茶の健康効能は、カフェインが少ないとか多いとかいう問題ではなく、豊富に含まれているビタミン・ミネラルにあると思います。